YU-TA
ジャズベーシストの父、ガンジー坂口とテニスプレーヤーだった母の間に産まれる。
3歳のころに小さなギターを与えられ、様々な感情を色や絵などにして表現するように教育され、5歳の頃には気になった曲を聞きながらピアノでコピーすることを覚える。
その後両親が離婚。悲しみに明け暮れていたが映画「黒いオルフェ」の楽曲に出会い、寂しい夜は妹とそれを聞きながら過ごす。
たまに会いに来る父親のライブに毎回行き、そこでジャコ・パストリアスやチック・コリアなどに興味を持ち、ラテンジャズやボサノバも好きになる。
母の努力と愛情で育てられるが、ギターで本格的に作曲を始めた頃、さまざまな家庭の問題が起こり、やむなく環境の良くない世界で仕事を始めるが、そこで見るあまりの汚さ、人の醜さに自暴自棄になる。
やがて母親が病気になったこともあり、帰ることを決意。
二十歳なる頃、父に「一緒に親子でCDデビューしよう!」と言われ、既に個人で活動していたがその「夢」に重点を置き始める。
失くしていた素直な気持ちが蘇り、希望に胸を膨らませるが、その父がガンになり頑張った闘病生活も虚しくレコーディングを全て終えた後、他界。
葬儀はライブ形式で行われ、様々なミュージシャン総勢で300人以上が訪れ、大好きな「黒いオルフェ」をベースに、それぞれがともに演奏。
そこで、違う環境、性別、世代を越えて音楽でシンクロする素晴らしさを知る。
「音楽はその時の人の感情にシンクロして心地よく共有することができる!」
父親の死を越え、最後に教えてくれたことを胸に、自身もそういった音楽を作りたいと決意、音楽活動をさらに広げていくとともに、オリジナル曲を制作開始。
2013年9月には、自身初のリリース作品となる「Thank YOU!」を配信限定でリリース。
以降、ライブ活動と並行して精力的に配信リリースも行い、2015年年7月には最新シングル「灯台の光」を配信限定でリリース。
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